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第16回 自信を失ったときに効果テキメン!の思考術とは?


社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


仕事をする中で、自信を失ってしまうことは誰にでもありますよね。

仕事で失敗したり、周りの期待に応えられなかったり、一生懸命頑張っても結果が出なかったり。自信を失う内容やその程度は人によって異なりますが、ブルーな気持ちになることは共通しています。


そんなブルーな気持ちを払拭する効果テキメンの思考術があります。

しかも誰にでも実行可能な方法です。それは「口角を上げて笑顔を作ること」です。

「口角を上げて笑顔を作ること」で自信を失ったブルーな気持ちを本当に払拭できるの?とお思いになるかもしれませんが、効果は実際にあります。


その理由は、口角を上げて笑顔を作ることで、脳が「今、機嫌がいい」と錯覚し、思考が前向きに動き出すからです。

このとき、なぜ口角を上げているのかという根拠は必要ありません。

ありがたいことに脳は勝手に錯覚してくれるんです。悪い表現かもしれませんが「脳を騙す」といった感じで、「根拠のない自信」が大切です。


例えば、お客様との折衝で自信のない資料を説明するとき、「まあ、何とかなる!」と自分に言い聞かせたりすることはありませんか?

実はそのときの表情は、口角が少し上がり、顔は強張って苦笑いしているかもしれませんが無表情ではないはずです。これこそが「根拠のない自信」です。


口角を上げて笑顔を作ることで脳は錯覚しますので、ブルーな気持ちになったときは、口角を上げて笑顔を作り「自分は自信がある!」と何度も心の中で言いながら「根拠のない自信」を作りましょう。


一般的に、自信を持つためには根拠が必要だと考えられています。例えば、「何度も資料の説明の練習を行ったから自信がある」といったケースがそれに当たります。

しかし、脳にとっては根拠がなくても構わず、「口角を上げて笑顔を作ること」で自信を得ることはできます。根拠は後から付け加えればいいのです。


自信を失っている部下がいたら、少しでも口角が上がり部下が笑顔になる会話を心掛けましょう。落ち込んでいても、最後に「まあ、何とかなるさ!」と根拠のない自信を持たせるだけで、気持ちは軽くなります。

落ち込んでいる部下に対して「大丈夫だよ」という言葉掛けだけでは、口角が上がらず笑顔にならない可能性がありますので、少しでも口角が上がり笑顔になる言葉掛けの内容を意識して、変えてみてはいかがでしょうか。


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