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第9回 男性脳、女性脳、それぞれの違いは?


社会保険労務士の内山です。

いつもありがとうございます。


世間では、右脳は感情やイメージを、左脳は論理的な思考を担当すると言われています。

また、女性は右脳型のため地図を読むのが苦手で、男性は左脳型のため他者の話に耳を傾けるのが苦手であると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

これについては研究結果からある程度は正しいですが、偏った考え方は持たない方が賢明です。


脳の使い方の特徴には男女の違いがあります。例えば考え事をしているとき、一般的に女性は一般的に右脳と左脳を均等に使う傾向があり、男性は特定の部分を集中して使う傾向があります。

その背景には、右脳と左脳の情報交換を行う脳梁(のうりょう)という部位が、女性の方が男性に比べて太いため、女性の方が右脳と左脳の情報交換がスムーズだからと言われています。


職場における他者への共感についても、男女で違いがあります。

例えば、他の社員が痛みを感じていたら自分も痛みを感じ、喜んでいたら自分も嬉しい気持ちになる感覚について、男女でレベルの差があります。


女性は常にある程度の共感が働いているのに対し、男性はこの共感のスイッチをオンオフする傾向があります。ですから、職場の男性社員が女性社員の話に共感しないときは、共感スイッチがオフになっている可能性があります。


また、職場の社員や取引先の方の薬指をさりげなくチェックしてみてください。

他の指と比較して薬指が長い男性は、一般的に攻撃的で行動的であり、体力に優れ、足が速く、数学的能力にも優れていると考えられます。冒険心が強く、もしかしたら女性関係が豊かかもしれません。逆に薬指が相対的に短い男性は、優しくて思いやりがあり、女性的な特質があると考えられます。

男性の薬指をさりげなくチェックしてみると面白いかもしれませんね。

脳観点からすると、男性脳とか女性脳という二元論ではなく、バランスが取れている状態が理想的と言えます。

ただ、完璧なバランスを持つことは難しいので、お互いの良さを認め合い、短所を補い合う関係性を築くことが大切です


職場では、誰もが互いの脳の特性を認め合い、欠点を指摘し合うのではなく、良い部分を認め合っていく職場環境を作ることが重要です。


もちろん、これらの男女の違いは一般的な傾向であり、個人差があることをお忘れなく。


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